パートの退職が決まると、
「早く次の仕事を探さなきゃ!」と焦ってしまいがちです。
もちろんすぐに次の仕事を探すのも大切な選択肢ですが、
状況によっては「職業訓練で新しいスキルを身につけてから探す」という道もあります。

私は今後の働き方を考えたときに、もっと新しいスキルを身につけたいと思い、職業訓練を検討しました!
この記事では、自分に合った職業訓練を検討するときに知っておきたい、制度とコース選びの視点についてご紹介します。
職業訓練の種類を知る
職業訓練(ハロートレーニング)は、大きく分けると「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」の2つがあります。
どちらを利用するかは、ご自身の「雇用保険(失業手当)の受給状況」によって異なります。
| 制度名 | 主な対象者 | 主な実施場所 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 公共職業訓練 | 雇用保険の受給資格がある方 | 都道府県等の公的施設、民間スクール(一般委託訓練) | 失業給付を受けながら、訓練に通える場合があります |
| 求職者支援訓練 | 雇用保険の受給資格がない方 | 主に民間の教育訓練機関(パソコンスクール等) | 条件(※)を満たせば月10万円の「受講給付金」を受けながら通える |
「パートで雇用保険に入っていなかったから対象外かも…」と思いがちですが、そうした方向けに用意されているのが「求職者支援訓練」です。
まずは自分の受給状況に合わせて、どちらの制度をベースに探していくかを確認することから始めましょう。

お住まいの地域の募集講座は、「職業訓練 ○○県(都道府県名)」で検索すると見つけやすいです✨
制度の詳しい概要や要件については、厚生労働省の公式ページにてご確認ください。

講座選びで確認したいポイント
利用できる制度が分かったら、次は具体的な講座選びです。
ここで知っておきたいのは、開講されるコースの種類や内容は、都道府県や募集時期(タイミング)によって大きく異なるということ。
以下の2つのポイントから絞り込んでいくのがスムーズです。
受講環境を確認する
まずは日々の生活や子育てと両立できるかなど、自分自身のライフスタイルに合う条件を選びましょう。
- 通学エリア・時間帯: 自宅からの移動距離や、子どもの送迎・家事に無理のない時間設定かを確認する
- 受講スタイル(通学・在宅): eラーニング(在宅)の開講数は自治体によって差があるため、通学スクールも含めて幅広く比較する

私も自分のライフスタイルから考えてeラーニングを希望していたんです。でも、残念ながら私の地域では通学しか選択肢がありませんでした💦
「理想の形」にこだわりすぎず、まずは自分の地域で「無理なく通える選択肢」から整理してみましょう。
自分の目的に合うコースを選ぶ
通える範囲の候補から、目指したい方向に合わせてコースを選びます。
迷ったときは、次の2つの視点で比較してみるのがおすすめです。
① これまでの経験を補強する「スキルアップ型」
今の仕事に役立つ知識やスキルを身につけ、これまでの経験をさらに活かしたい人に向いています。
② 新しい分野に挑戦する「キャリアチェンジ型」
興味のある分野の知識やスキルを学び、新しい仕事や働き方に挑戦したい人に向いています。
どちらが良いかではなく、「すぐに再就職を目指すか」「新しいスキルを身につけるか」、ご自身の目的に合わせて選びましょう。
職業訓練を活用するメリット
職業訓練は、スキルを学べることだけがメリットではありません。
検討する前に知っておきたいポイントを見ていきましょう。
- 仕事の幅や将来の選択肢を広げられる
これまでの経験に新しい知識やスキルを掛け合わせることで、応募できる仕事の幅を広げられます。今まで興味があっても一歩踏み出せなかった分野に挑戦するきっかけになります。 - 基礎から体系的に学び直せる
独学では何から手をつければいいか迷いがちですが、職業訓練なら決められたカリキュラムに沿って基礎から順を追って整理しながら学べます。 - 就職に向けた手厚いサポートがある
講座によっては、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策などの就職支援が用意されています。学ぶだけで終わらせず、次の仕事につなげるためのサポートが受けられるのも大きな魅力です。
これらのメリットを踏まえ、今の自分の状況や目的に合っているかどうかを検討してみるのがおすすめです。
退職後の選択肢を広げるために

パート退職後の進み方は、人によってさまざまです。
すぐに次の仕事を探す人もいれば、
これからの働き方を考えながら、学び直しの時間をつくる人もいます。
「これまでの経験に新しいスキルを加えたい」
「今までとは違う分野にも挑戦してみたい」
そんな場合は、職業訓練を活用するのもおすすめです。
大切なのは、今の自分の状況や目指したい働き方に合った選択をすることです。
職業訓練という選択肢も知ったうえで、これからの働き方を考えてみてくださいね。

